羊毛フェルト(ニードルフェルト)は、特殊な針で原毛をチクチク刺して固める手芸です。 その名の通り、材料は「羊の毛」。 つまり、羊を作るのにこれ以上適した素材はありません! 今回は、少しリアルで大人っぽい「羊の顔のブローチ」を作ります。 ループ状の毛糸を植毛してモコモコ感を出すテクニックもご紹介。 冬のコートの襟元やトートバッグにつければ、注目の的間違いなしです。
1. 材料と道具
- 羊毛(ベース用・顔用):白、ベージュ、グレーなど。
- ファンシーヤーン(羊毛ではない毛糸):ループやカールがある毛糸。頭のモコモコ部分に使います。
- さし目(プラスチックアイ):2mm〜3mmの黒。
- フェルティングニードル、フェルティングマット
- ブローチピン、裏地用フェルト
2. 作り方(顔の土台)
- ベース用の羊毛を丸めて刺し固め、楕円形の土台を作ります。
- 顔の部分(下半分)にベージュの羊毛を重ねて刺し、鼻筋を少し盛り上げます。
- 耳を作ります。小さな三角形を作り、頭の両サイドに刺し付けます。ひつじの耳は少し下がり気味につけると可愛いです。
3. テクニック:異素材植毛
ここがポイントです。頭の上半分(おでこの部分)に、ループヤーン(毛糸)を刺し付けます。
- 毛糸を短くカットせず、長いままニードルで刺し留めていきます。
- 「刺す→ループを残してたわませる→刺す」を繰り返し、パーマのようなクルクルした毛並みを作ります。
- 羊毛だけで作るよりも、立体的でリアルな質感になります。
4. 表情と仕上げ
- 目打ちで目の位置に穴を開け、ボンドをつけた「さし目」をグッと押し込みます。羊の目は離れ気味にすると愛嬌が出ます。
- 細くねじった黒い羊毛で、口のライン(Yの字)を入れます。
- 裏面にブローチピンを縫い付けたフェルトを貼り付けて完成!
まとめ
チクチクと無心で刺す時間は、忙しい年末の良き気分転換になります。 同じ手順で作っても、刺し具合やパーツの位置で一匹一匹違う表情になるのが羊毛フェルトの魅力。 世界に一匹だけの「マイリトルシープ」を誕生させてあげてください。
