シューズケースのDカン使い・持ち手タイプのメリット・デメリット(年齢別おすすめ)

公開日: 2026/02/06

Dカン型と持ち手型のシューズケース

入園準備の中で、レッスンバッグの次に作る機会が多い「上履き入れ(シューズケース)」。実はこのバッグ、大きく分けて「Dカン型」と「持ち手型」の2つの主要なタイプがあるのをご存知ですか?

「園の指定がないけれど、どっちがいいの?」と迷うママ・パパのために。本記事では、3,000点以上の入園グッズを見てきたハンドメイド作家が、それぞれのタイプの利点と欠点、そしてお子様の年齢に適した選び方を詳しくレクチャーします。

1. スタンダードな「Dカン型(リング通し型)」

1本の持ち手を反対側のリング(Dカン)に通して閉じるタイプです。多くの入園グッズの本でも紹介されている最も一般的な形です。

⭕ メリット

  • 幼児でも開け閉めが簡単: 紐を通すだけなので、握力の弱い3歳児でも直感的に扱えます。
  • 中身が飛び出しにくい: 口がしっかりと閉じる構造のため、走ったり振り回したりしても靴が落ちにくいです。
  • 見た目がコンパクト: 持ち手が1本なので、カバンの中でも嵩張りません。

❌ デメリット

  • リングの劣化: プラスチック製のDカンは、洗濯や摩擦で割れることがあります(金属製なら解決)。
  • 製作の難易度: リングを通すためのループをバランス良く付けるのに、少しコツがいります。

2. レッスンバッグ風の「持ち手型(トート型)」

レッスンバッグをそのまま小さくしたような、2本の持ち手があるタイプです。

⭕ メリット

  • 耐久性が高い: リングなどのパーツがないため、接合部の負担が少なく長持ちします。
  • フックに掛けやすい: 園や学校のロッカーなど、高い場所のフックに掛ける際に安定します。
  • 製作が簡単: 基本的にはレッスンバッグと同じ工程で作れるため、初心者でも迷いません。

❌ デメリット

  • 口が開いてしまう: 閉じ具がないため、ひっくり返すと中身が落ちてしまうことがあります(巾着併用で解決)。
  • 幼児には少し大きい: 持ち手が2本あると、小さな手ではまとめにくい場合があります。

年齢別・おすすめの選び方チャート

3歳〜4歳(年少・年中)

Dカン型 🔴

「自分でできた!」を増やすために、ワンアクションで閉まるこのタイプがベストです。

5歳以上(年長〜小学校)

持ち手型 🔵

荷物が多くなり、ロッカー管理が増える小学校中高学年まで見据えるなら、耐久性の高いこちらが有利。

【作家の知恵】Dカンループの強度を上げる技

「Dカンが取れてしまった」というのは、シューズケースで最も多いトラブルです。以下の2点を意識して作ってみてください。

  1. 「返し縫い」を3回: ループを本体に挟み込む際、通常の返し縫いだけでなく、3往復ほどしっかり縫い付けるのがプロの基本。
  2. 補強布を1枚: 本体の裏側に小さなハギレを1枚挟んでから縫うと、生地の引き裂き強度が劇的に向上します。

まとめ:成長に合わせた道具選びを

シューズケースひとつをとっても、形状によって使い心地は大きく変わります。まだ指先の動きがおぼつかない時期ならDカン型、活発に動き回る年齢なら丈夫な持ち手型。

お子様の性格や、園にあるフックの形状なども考慮して、一番使いやすい「世界に一つのケース」を作ってあげてくださいね。

手作りのシューズケースは、お子様が最初の一歩を踏み出すための大切な「相棒」になります。