一年の感謝を込めて。ミシンのお手入れと「ミシンカバー」の制作解説

この記事を読んでいる人の悩み

  • 家庭用ミシンの掃除のやり方
  • ミシンカバーを手作りしたい(型紙不要)
  • ミシンの調子が悪い時のメンテナンス方法

一年間、たくさんの作品を生み出してくれたあなたの相棒「ミシン」。 布埃(ぬのぼこり)を被ったまま新年を迎えるのは可哀想です。 大掃除のついでに、簡単なメンテナンスをしてあげましょう。 そして、来年も元気に働いてもらうために、専用の「ミシンカバー」を新調してあげるのはいかがでしょうか?

1. 自分でできる「ミシンのお掃除」

絶対にやってはいけないのは「分解しすぎること」です。取扱説明書を見ながら行いましょう。

  1. 針板を外す:ドライバーで針板(金属の板)を外します。大抵ここが一番ゴミがたまっています。
  2. ホコリを取る:付属のブラシで、送り歯や窯の周りの綿埃を取り除きます。エアダスター(空気のスプレー)を使うと楽ですが、奥にゴミを押し込まないように注意。
  3. 注油:説明書に「注油可」とある場合のみ、指定の場所にミシン油を1滴さします。「注油不可」の機種には絶対に差さないでください(グリスが溶け出して故障の原因になります)。
  4. 針の交換:ミシン針は消耗品です。折れていなくても、一年に一度は新しい針に交換すると縫い目が綺麗になります。

2. 型紙不要!「ボックス型ミシンカバー」の作り方

ホコリは故障の最大原因です。使わない時は必ずカバーを掛けましょう。

サイズを測る

ミシンの「幅(W)」「奥行き(D)」「高さ(H)」を測ります。

裁断と縫製

一番簡単なのは、十字型の展開図で作る方法です。

  1. 天井パーツ、前後パーツ、左右パーツの5枚(または繋がった1枚)を裁ちます(縫い代を忘れずに)。
  2. 中表に合わせて、サイコロ状に縫い合わせます。
  3. 裾を三つ折り処理して完成です。
  4. 持ち手(ハンドル)を通す穴を空けておくと、カバーをつけたままでも持ち運べて便利です。

3. ポケットをつけると便利

側面にポケットをつけておくと、フットコントローラーや電源コード、予備の針などをまとめて収納できます。 キルティング生地で作ると、ふっくらとして衝撃からも守ってくれます。

まとめ

綺麗になったミシンに、お気に入りの布で作った新しい服(カバー)を着せる。 これだけで、「来年もまたハンドメイドを楽しもう!」というモチベーションが湧いてきますよ。

よくある質問

Q100均のミシンカバーではダメですか?
Aダメではありませんが、不織布などの薄いものは静電気で埃を吸い寄せたり、破れやすかったりします。コットンやリネンなどの天然素材で作ると通気性もよくおすすめです。
Qロックミシンの掃除は?
Aロックミシンは布を切りながら縫うので、普通のミシンの何倍もゴミがたまります。必ずこまめに掃除機でゴミを吸い取るか、底を外して掃除してください。