「いってきます」がもっとスムーズに!子供が自分で片付けられる『園グッズ収納』の作り方

公開日: 2026/02/33

子供が自分で掛けやすい高さの収納フック

「通園バッグが玄関に放っぱなし」「帽子がどこに行ったかわからない」。

入園してしばらく経つと、多くの家庭で繰り広げられる「お片付けバトル」。でも、ちょっと待ってください。お子様が片付けられないのは、決して性格のせいではありません。大人が作った「おしゃれで高い位置にある収納」が、小さなお子様には心理的・物理的な壁になっていることが多いのです。

2月にグッズを揃えるこの時期こそ、それを迎える「場所」も一緒に整えてみませんか?本記事では、モンテッソーリ教育の視点を盛り込んだ、お子様が自然と「自分でやりたい!」と思える『魔法の園グッズ収納』の作り方を、約2,000文字のボリュームで徹底的にナビゲートします。

1. 【鉄則】収納の高さは「おへそ」から「目線」まで

大人が楽に感じる位置は、子供にとっては「よじ登らないと届かない高い場所」です。

💡 年齢別・推奨フック位置

  • 3〜4歳地面から「80cm〜90cm」: 手を上に伸ばさなくても、ひょいっとバッグを掛けられる高さです。
  • 5〜6歳地面から「100cm〜110cm」: 背伸びせずに、中身の確認まで自分で行える高さです。

2. 「最短動線」が成功を分ける:玄関 vs リビング

お片付けが失敗する最大の原因は、「元の場所に戻るまでの距離が長い」ことです。

【玄関収納】の良さ

砂埃や外の汚れを室内に持ち込まず、靴を履く流れで身支度が完結します。スペースが限られる場合は、突っ張り棒を活用した省スペースラックが有効です。

【リビング収納】の良さ

親の目が届きやすく、明日の準備(ハンカチの補充など)を夜のリラックスタイムに行いやすいのがメリット。家族の会話を楽しみながら「自分で準備」をする習慣が身につきます。

3. 文字ではなく「写真・イラスト」で伝えるラベル術

字がまだ読めない、あるいは読めても瞬時に理解するのが難しい時期のお子様には、視覚情報が最強です。

  • イラストラベル: バッグのマーク、帽子のマークをフックの横に貼っておくだけで、「ここは僕の定位置」という意識が生まれます。
  • 中身見える化: 巾着が並ぶ引き出しには、表面に「コップ」「ナフキン」のイラストを。選ぶ楽しさが、準備のやる気を引き出します。
  • 「できたよ!」ボード: 準備が済んだらマグネットをひっくり返す。小さな達成感が「明日もやろう」という自信につながります。

4. 注意!「使いにくいフック」の特徴

⚠️ ママ・パパへのアドバイス:

「おしゃれな『真鍮の小さなフック』。素敵ですが、子供の分厚いバッグの持ち手には小さすぎて、掛ける時に何度も落ちてしまいます。子供用には『握りこぶし一つ入るくらいの大きな、返しのあるフック』を選んでください。些細なことですが、これが『落としてイライラする』を防ぐ最大の秘訣です。」

まとめ:収納づくりは「自立」へのプレゼント

「自分でできた!」という経験は、新しい園生活を送るお子様にとって何よりの心の栄養になります。

整った収納は、単に部屋が綺麗になるだけでなく、お子様の心を落ち着かせ、朝の「急いで!」という声を笑顔に変えてくれるはずです。

お子様の身長に合わせて、まずはフックを一つ取り付けるところから。春に向けた「環境のプレゼント」、企画してみませんか?