春をまとう、小さなアクセサリー。『桜の刺繍ブローチ』図案と刺し方

公開日: 2026/10/26

生成りのリネン生地に刺された桜の刺繍ブローチ。淡いピンクと濃いピンクの糸で立体感があり、木のテーブルの上に置かれている

「桜前線より先に、私が春を連れてくる」。

まだ寒い日が続くけれど、心はもう春。 そんな季節の変わり目にぴったりなのが、小さな刺繍小物です。 バッグや帽子にちょこんとつけるだけで、装いがパッと明るくなります。

「絵心がなくて…」という方でも大丈夫! 身近なコインを使って**「完璧な桜のバランス」**を描く方法と、基本のステッチ2つだけで作れるレシピを約2,000文字でご紹介します。

1. 下絵の魔法:500円玉を使う

桜の花びらは5枚。バランス良く配置するのは意外と難しいものです。

Easy Sketch

  1. 円を描く: 500円玉を置いて、周りをチャコペンでなぞります。
  2. 5等分する: 円の中に「★(星印)」を一筆書きします。星の頂点がちょうど5つありますよね?
  3. 花びらを描く: その5つの頂点を目印に、ハート型のような花びらを描き入れていきます。これだけで、均整のとれた桜の完成!

2. 刺し方:サテンステッチで艶やかに

使う糸は「25番刺繍糸」の2本取りです。 色は、1本の中で色が変化する**「グラデーション糸」**を使うと、テクニックいらずで陰影が出せます。

Step 1:花びら(サテンステッチ)

花びらの中心に向かって、糸を並べるように埋めていきます。 少しふっくらさせたいので、最初に中に「捨てステッチ(適当にザクザク縫う)」をして土台を作ると、より立体的になります。

Step 2:花芯(フレンチノット)

花の中央に、濃いピンクや黄色で「玉結び」のようなステッチを入れます。 針に糸を2回巻きつけて引き抜くだけ! これがアクセントになり、全体が引き締まります。

3. 100均「くるみボタン」で仕立てる

裏側の処理も簡単です。

  • ✔ 打ち具不要タイプ:セリアなどの「くるみボタンキット」。指で押し込むだけでパチンとハマるタイプが便利です。
  • ✔ フェルトを一枚挟む:リネン生地は薄いので、金属のボタンが透けて見えることがあります。刺繍した布とボタンの間に、白いフェルトを1枚挟むと、発色が良くなりふんわり感もアップします。

4. 最後に:胸元に春を咲かせて

「シンプルなネイビーのワンピースに、桜のブローチをひとつ。 それだけで『春の装い』になります。 派手なコサージュは苦手というママにもおすすめ。 一針一針、春を待つ時間を楽しんでみてください。」

まとめ:指先から春めく

小さな花に、

大きな季節を
閉じ込めて。

Spring is Here.