母の日は言葉を縫おう。『Thanks Mom』のワンポイント刺繍図案と刺し方
公開日: 2026/10/05

「メールの文字よりも、ずっと心に届く文字があります」。
刺繍された文字には、不思議な体温が宿ります。たとえ少し線が歪んでも、それが「味」となり、お母さんにとっては愛おしいアクセントになるのです。
難しいステッチは必要ありません。**「バックステッチ(返し縫い)」だけ**で描ける、筆記体のメッセージと、小さなお花の図案をご用意しました。ハンカチの角や、厚紙に直接刺す「紙刺繍」で、感謝の気持ちを綴ってみましょう。
1. 基本の図案:2つのステッチで完成
下書き(チャコペーパー)さえきちんと写せば、あとは線をなぞるだけです。
Stitch Guide
- 【文字(Thanks Mom)】: 全て「バックステッチ(2本取り)」で刺します。カーブの部分は針目を細かくすると綺麗に丸みが出ます。
- 【カーネーション】: 花の部分は「フレンチノットステッチ(玉結び)」を密集させてモコモコ感を表現。茎や葉は「バックステッチ」でスッキリと。
2. 新提案!紙に刺す「刺繍カード」
布ではなく、厚紙に直接刺繍します。額に入れれば立派なインテリアになります。
穴あけが命
いきなり針を刺すと紙が折れてしまいます。 まずは下書きの上から、目打ち(または画鋲)で等間隔にプツプツと穴を開けておきます。 この「下穴」に針を通していくだけなので、実は布よりも簡単なんです!
裏の処理
裏側は糸が渡ってあまり美しくないので、同じ大きさのメッセージ用紙や色画用紙を貼り合わせて隠します。 2つ折りのカードにするのもおすすめです。
3. 既製品に「ちょい足し」刺繍
一から作らなくてもOK。ユニクロのシャツや、無印のハンカチが特別になります。
- ✔ イニシャルを襟元に:シャツの襟やカフス(袖口)に、お母さんのイニシャルを小さく入れます。同系色の糸でさりげなく入れるのが大人のマナー。
- ✔ マスクのワンポイント:布マスクの隅に小さな一輪の花を。憂鬱な花粉症の季節も、少しだけ明るい気分になれます。
4. 最後に:静かな時間のプレゼント
「お母さんのことを考えながら、無心で針を動かす30分。 この静かで優しい時間こそが、刺繍の醍醐味かもしれません。 出来上がった文字を指でなぞると、糸の凹凸が心地よく指先に伝わります。 その感触ごと、封筒に入れて届けてあげてください。」
まとめ:想いを紡ぐ
糸は、人と人を結ぶもの。
あなたの感謝は、
決してほどけません。
Stitch with Gratitude.
