「福袋=安売り」と思っていませんか? 確かに割引は必要ですが、赤字になっては意味がありません。 「お客様はお得に感じ、作家もしっかり利益が出る」。 そんなWin-Winな価格設定には、ちゃんとした計算式があります。 感情ではなく、電卓を叩いて決めましょう。
1. 原価率30〜40%を目指す
通常販売の原価率が20%〜30%だとしたら、福袋は少し緩めて40%くらいまでOKとします。
例:販売価格5,000円の福袋なら、材料費などの原価は2,000円までOK。
これなら、十分な利益が残ります。
2. アイテム構成でバランスを取る
全てのアイテムが高原価だと潰れます。メリハリをつけましょう。
- 主力商品(1点):原価高め。しっかりコストをかけて魅力を出す。
- サブ商品(2点):原価低め。ビーズや布小物など、素材費が安く、手間もかからないものを組み合わせる。
こうすることで、セット全体としての原価率を下げることができます。
3. 「工賃(手間賃)」を割引く
福袋の安さの正体は「材料費の値下げ」ではなく「工賃のサービス」と捉えてください。 「まとめて作って、まとめて発送する」ことで作業効率が上がり、一つ当たりの製作時間を短縮できるから、その分安くできる。 そう考えれば、安売りへの抵抗感が薄れるはずです。
4. 非売品(プライスレス)の価値
どうしても価格を下げられない時は、「非売品のおまけ」をつけます。 「総額〇〇円+非売品ポーチ付き!」となれば、実際の割引率以上の価値を感じてもらえます。
まとめ
一番大切なのは、あなたが「気持ちよく制作・発送できる価格」であること。 「こんなに安くして辛い…」と思いながら包む福袋には、やっぱり福は宿りません。 堂々と適正価格で、最高の福を届けてください。
