幼稚園・保育園で「絵本バッグ」が必要な理由とおすすめのサイズ・作り方のコツ

公開日: 2026/02/19

絵本を大切に入れるための手作りバッグ

入園説明会で渡された「用意するものリスト」。そこに書かれた『絵本バッグ』の文字。 「あれ、レッスンバッグとは別に必要なの?」「サイズはどうすればいい?」と戸惑うママも少なくありません。

絵本バッグは、その名の通り「園で借りた本を自宅へ持ち帰るため」の専用バッグです。レッスンバッグに比べて、より「重さ」への耐性が求められ、かつ「本が傷まない」ための配慮が必要になります。本記事では、絵本バッグの必要性から、失敗しないサイズ設定、そして長く使うための補強方法を2,000文字のボリュームで徹底レクチャーします。

1. レッスンバッグと「絵本バッグ」の違いとは?

混同されやすい2つですが、用途によって最適な「形」が異なります。

普通通園用(レッスンバッグ)

  • 📄 主な中身:出席ノート、着替え、連絡帳
  • 💡 重視する点:軽さ、子供の持ちやすさ
  • 📏 サイズ:横40cm × 縦30cm が一般的

絵本返却用(絵本バッグ)

  • 📄 主な中身:大判の図鑑、絵本、紙芝居
  • 💡 重視する点:底の耐荷重、角の保護、マチの広さ
  • 📏 サイズ:絵本の四隅が折れない少し大きめ

2. 失敗しない!絵本バッグの「黄金サイズ」

「大は小を兼ねる」と言いますが、大きすぎると地面に擦れてしまいます。ベストな設定を考えましょう。

📏 推奨:横35cm 〜 40cm × 縦25cm 〜 30cm × マチ4cm

最近の園児向け絵本は、縦長のものや大型のものも増えています。 マチを少し(4cm程度)作っておくことで、厚みのある「図鑑」を数冊入れてもバッグの形が崩れず、本が安定します。

⚠️ 注意:持ち手の長さ

子供の身長によりますが、持ち手が長すぎると、重い本を入れた時にバッグが足元の床に付いてしまいます。「持ち手のトップから底までが約40cm以内」に収まるのが、年少さんでも引きずらない目安です。

3. 重い本でも大丈夫!「底抜け」を防ぐ補強術

絵本は意外と重いもの。普通のオックス生地一枚では、すぐに底が伸びたり破れたりしてしまいます。

A

キルティングの採用

底部分、またはバッグ全体にキルティング生地を使うことで、クッション性が生まれ、本の角による生地の摩耗を防ぎます。

B

底の二重仕立て

切り替えデザインに合わせ、底部分だけ11号帆布などの厚手生地を重ねて縫うのが最も効果的な補強です。

C

持ち手の「クロス縫い」

持ち手テープを縫い付ける際、四角だけでなく中に「×(バッテン)」を書くように縫うと、引きちぎれるのを防げます。

4. 本が好きになる!お楽しみの仕掛け

さらに一工夫。子供が本を借りるのが楽しみになる仕掛けをご紹介します。

  • 内側に図書カードポケット: バッグの内側に、園の貸出カードが入る小さなポケットを付けましょう。忘れ物防止になります。
  • 「栞(しおり)」を縫い付ける: リボンやテープをバッグの口に縫い付け、しおりとして使えるようにすると「本専用」の特別感が出ます。
  • 底板(100均品)を入れる: 100均のベルポーレン(底板)を敷くと、本の重みで底がたわまず、見栄えも美しく保てます。

まとめ:素敵な一冊との出会いを、手作りのバッグで

絵本バッグは、お子様が未知の物語と出会い、それを持ち帰るための「宝箱」のような存在です。 重い図鑑も、ワクワクするお話も、ママ・パパが心を込めて作った丈夫なバッグなら安心して持ち運べます。

2月の慌ただしい準備期間ですが、ぜひ「お子様がどんな本を借りてくるかな?」と想像しながら、生地を選んでみてください。

丈夫さとサイズ感。この2つさえ押さえれば、3年間お子様の読書体験を支え続ける最高の相棒が完成します!