作家にとって、福袋は「在庫を現金化する」絶好の機会でもあります。 しかし、お客様に「在庫処分だ」と悟られてはいけません。 「残り物」ではなく「残り福」として、ポジティブに受け取ってもらうための、見せ方のマジックをご紹介します。
1. 「総額」を正直に公開する
在庫品の強みは、すでに定価がついていることです。 「定価3,000円のネックレスと、2,000円のイヤリングが入って、福袋価格2,500円!」 と、具体的な数字を出すことで、圧倒的なお得感を演出できます。 「計算すると半額以下!?」という事実は、デザインの好みを飛び越えて「買わなきゃ損」という心理にさせます。
2. 「福袋限定」という冠をつける
在庫品だけを詰め込むと、どうしても古臭さが漂います。 そこで、原価の安い簡単なものでいいので、「福袋のために作った限定アイテム」を一つ混ぜます。 「この福袋でしか手に入らない限定チャーム入り!」と謳うことで、セット全体の価値が「処分品」から「レア物」へと変わります。
3. テーマを持たせて編集する
バラバラの在庫品をただ袋に入れるのではなく、色やテイストでグルーピングします。 「青の世界セット」「猫好きのためのセット」など。 編集(キュレーション)することで、それぞれの作品が「そのセットに必要なピース」に見えてくるから不思議です。
4. 写真を撮り直す
一番やってはいけないのが、過去の商品画像をそのまま切り貼りすること。 「昔見たやつだ」とバレます。 福袋のために、セット全体を新しく撮影し直しましょう。 新しい光の中で撮れば、古い作品も新鮮に蘇ります。
まとめ
伝え方一つで、在庫は宝物に変わります。 過去の作品たちを、もう一度輝くステージに送り出してあげてください。
