自分を育てる!新年度から始める『ハンドメイド制作記録ノート』の作り方

公開日: 2026/03/18

開かれたノート。左ページには完成作の写真と小さな布の端切れがマステで貼られ、右ページには手書きの図解とサイズ、工夫したポイントが書き込んである。隣にはペンとメジャーが添えられている

「記録は、次のひらめきを運んでくる」。

一生懸命作った作品も、人手に渡ったり、時間が経ったりすると、細かなディテールや「苦労したポイント」は忘れてしまいがちです。 でも、それこそがあなたの**「作家としての財産」**。

新年度が始まるこの時期、自分だけの「ハンドメイドノート」を作ってみませんか? それは単なる日記ではなく、成功も失敗もすべてを糧にするための『スキルアップ図鑑』。 ノートの選び方から、後で見返した時にワクワクする書き方のコツまで、約2,000文字で余すところなくお伝えします。

1. 書くべき項目:プロが実践する「5つの要素」

「何を書けばいいかわからない」という方は、まずこの項目を埋めてみてください。

Notebook Entry Items

  • 【基本データ】: 日付、作品名、サイズ。誰に贈ったか、またはいくらで販売したかも重要。
  • 【素材の履歴】: 表布、内布、芯材の種類。ハギレを少しだけ貼っておくと、後で同じものを買いたい時に便利です。
  • 【制作の気づき】: 「ここを3mm短くしたら綺麗になった」「このミシン糸の色は浮いた」などのリアルな感想。
  • 【かかった時間】: 自分の時給を意識するために、実制作時間を計って記録しましょう。
  • 【未来への宿題】: 「次はもう少し厚手の芯を使いたい」など、次作への課題を一つだけ書きます。

2. ノートの楽しみ:視覚的に美しく残す

「見返すのが楽しいノート」には、視覚的な遊び心が必要です。

布 & 糸のスクラップ

ノートの隅に、実際に使った布を1cm角で貼り、その横に使用したミシン糸をぐるぐると書き込みます。 色の組み合わせ(配色)のデータ集として、最強のインスピレーション源になります。

写真とイラストの併用

完成写真はスマホで撮ってプリント。 一方で、複雑な内側の構造などは手書きの「ゆるいイラスト」で図解します。 デジタルとアナログの両方を使うことで、理解度が深まります。

3. 新年度の目標:ワクワクを数値化する

ノートの最初のページには。

  • ✔ 技術の習得目標:「今年はがま口を完璧にマスターする」「コンシールファスナーを克服する」など、具体的な課題を。
  • ✔ 数の目標:「月に3個は新しい作品を作る」「プレゼントを10人に贈る」など、クリアしやすい数字を設定。

4. 最後に:自分の成長を愛でる

「一年後、ノートの最初のページをめくった時、あなたの成長にあなた自身が驚くはずです。 不格好だった初期の作品も、試行錯誤の跡も、すべてが愛おしい歴史。 ノートは、あなたの手が魔法を使えるようになるまでの『冒険の書』です。 新しいペンと一冊の白いノートを手に。 この春から、あなたのハンドメイド物語を書き記していきませんか?」

まとめ:積み重ねを形に

書いた分だけ、

技術と自信が
育っていきます。

Maker's Journal.