つまみ細工で表現する
「雨上がりの紫陽花」

「正方形の小さな布を丁寧に摘み、一石を投じるように置く。」
伝統工芸の『つまみ細工』で、梅雨の景色を手のひらに再現しませんか?
雨粒に見立てたガラスビーズを添えて、しっとりとした情緒を演出します。

基本の「丸つまみ」で咲かせよう

紫陽花の花びら(萼)は、つまみ細工の基本である「丸つまみ」がぴったり。
2.5cm〜3cm角の「一越ちりめん」や「羽二重」を数枚揃えることから始めましょう。

グラデーションを楽しむ

薄紫、濃紫、水色、白。少しずつ色の異なるちりめんを混ぜて使うことで、本物の紫陽花のような「変化」のある作品になります。

「雨粒」のあしらい

花の中心や、花びらの先端に、透明な「シードビーズ」や「スワロフスキー」をボンドで一粒。 雨上がりの日光を反射する一滴を表現します。

仕立てのバリエーション

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2wayピンで帯留め・ブローチに

6月の着物や浴衣のアクセントとして。紫陽花の季節に和装を楽しむ最高のお供です。

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フォトフレームのデコレーション

小さな紫陽花をフレームの隅に。雨の日の家族写真や、ペットの写真を引き立てます。

コツは「糊のなじませ」

つまみ細工の仕上がりを左右するのは、ちりめんに糊がしっかり馴染んでいるかどうか。
でんぷん糊を均一に広げ、摘んだ端をしばらく置くことで、時間が経っても形が崩れない「凛」とした花が出来上がります。
焦らず、お茶を楽しみながら、ひとつずつ丁寧に摘む時間を楽しんでください。

Traditional Rainy Blue

雨が降るたびに、美しさを増していく紫陽花。
その一瞬の輝きを、ちりめんの温もりと共に形に残す時間は、
あなたの心を穏やかに、豊かに整えてくれるはずです。
「和の美」を身近に感じる、新しい梅雨の過ごし方を始めてみませんか。