伝統を、指先から。丸つまみと剣つまみで作る「基本の小花Uピン」

Craft Basics: Tsumami Zaiku

小さな正方形の布を折り畳み、花びらの一枚一枚を生み出す「つまみ細工」。
七五三などのハレの日に、手作りの髪飾りを添えたいと考えているなら、
まずは基本の2つの技法をマスターしましょう。
あどけない可愛らしさの「丸つまみ」と、凛とした美しさの「剣つまみ」。
この2つを組み合わせるだけで、表現の幅は無限に広がります。
今回は、作った花を自由に配置できるUピン仕上げのセットを作ります。

二つのつまみ方と、仕上げのコツ

1. ふっくら可愛い「丸つまみ」のポイント

布を三角形に折り、さらに半分、もう半分と折っていきます。最後に角を丸く整えるのが「丸つまみ」です。ちりめん生地を使う場合、指先で少し布を押し広げるように整えると、ふっくらとした梅の花のような仕上がりになります。初心者さんは、2.5cm~3cm角の布が一番扱いやすくおすすめです。

2. シャープに決める「剣つまみ」の極意

丸つまみと同様に三角形を重ねていきますが、最後に角を鋭角に残すのが「剣つまみ」。菊の花びらのような凛とした印象を与えます。ピンセットで中心線をしっかりと押さえ、端を綺麗に揃えることが、仕上がりの均一さを生む秘訣です。

3. Uピンへの固定「土台」の重要性

完成した花をUピンに付ける際は、まず厚紙と布で作った「土台(台紙)」を用意しましょう。Uピンの先を曲げて土台に接着し、その上から花を乗せることで、ぐらつかずにしっかりと固定できます。一輪ずつ分かれたUピンセットは、髪型に合わせて散らしたり一箇所に固めたりと、アレンジが自由自在です。

Small Petals, Big Joy

指先から広がる、小さな四季。
丁寧につままれた布の一枚一枚が、
お子様のあどけない笑顔を、
日本の伝統美で、優しく鮮やかに引き立てます。

Tsumami Zaiku Starter Set