想い出を縫い繋いで。着物のハギレで仕立てる「七五三お揃いセット」

Heirloom Remake Art

お母様やご親戚が大切に着ていたお着物を、お子様サイズに。、
仕立て直し(揚げ)の際に出るわずかな布地も、
捨ててしまうのはもったいない、大切な記憶の断片です。
今回は、そんな「ハギレ」を主役にした小物作りをご提案します。
着物と全く同じ布で作る巾着バッグと髪飾りは、
既製品には出せない圧倒的な統一感と、温かみのある美しさを生み出します。
家族の歴史を、お子様の新しい門出に寄り添わせるリメイクの世界を。

限られた布を最大限に活かすレシピ

1. ハギレを「パッチワーク」して巾着を作る

巾着一袋分に足りない小さなハギレでも大丈夫。似た色味のちりめんや、金色の緞子(どんす)と組み合わせたパッチワークにすることで、よりモダンで豪華な巾着が出来上がります。無地の布を背面に使うと、お着物の柄がより鮮明に引き立ちます。

2. 「くるみピン」で髪飾りを簡単作成

一番小さなハギレは、髪飾り(ヘアピン)に変身させましょう。100均のくるみボタンキットを使い、布を包んでから裏の足を取り除き、ヘアピンを接着するだけ。巾着とお揃いの布が耳元で揺れる姿は、七五三のスタイリングをプロのような完成度に引き上げます。

3. 裏地に「紅(あか)」を忍ばせる

お祝いの小物なら、巾着の裏地にはぜひ「赤」を使ってください。チラリと見える赤色は、厄除けの意味もあり、古くから日本のハレの日を彩ってきました。シルクの端切れがない場合は、手芸店で安価に手に入る「ベンベルグ」などの裏地専用布を使うと、滑りが良く使い勝手も向上します。

Threads of Continuity

受け継がれるのは、布だけではない。
針を通すたびに重なる、家族の愛と祈りが、
お子様の未来への道を、
誰よりも優しく、鮮やかに照らし出します。

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