浴衣とお揃いで!ハギレで作れる
「ころんと可愛い巾着バッグ」

The Roundness of Summer

「浴衣の袖を揺らして、とっておきのバッグと出かけよう。」
スマホとハンカチ、そして少しの小銭。重いカバンはいらない夏の夜祭。
浴衣を作った余り布や、パッと目を引くモダンなハギレで作る巾着は、
丸いシルエットが「和」の美しさと現代的な可愛さを両立させてくれます。

こだわり設計:ぷっくり見える「丸底」

ただの袋ではなく、底に「隠しマチ」または「丸い底布」を作ることで、物を入れたときにふんわりとしたボリュームが生まれます。

  • 表地: 綿麻やちりめん生地。少し張りのあるものを選ぶと形が崩れません。
  • 裏地: 清潔感のある白や、表地の柄から拾った一色を選ぶとお洒落。
  • 紐: 江戸打ち紐やワックスコード。先端に「ループエンド」を付けると、一層本格的に。

制作のポイント:紐通し口を美しく

巾着を「高見え」させるコツは、紐を通す部分(わき)の始末にあります。
裏地と表地を合わせる際、紐を通す数センチだけをあえて縫わずに残しておき、そこを「三つ折り」にしてステッチをかけることで、丈夫でなめらかな紐の滑りが実現します。
紐を左右両方から引き出すタイプにすると、開閉がスムーズで使い心地も抜群です。

アレンジ:レースやタッセルを添えて

単色や地味な柄のハギレを使う場合は、紐の先に大きな「タッセル」を付けたり、 底の部分にぐるりと一周「レーステープ」を貼るだけで、グッと華やかな印象に変わります。
カゴバッグの中に入れて「インナーバッグ」として使う二刀流もおすすめです。

A Soft Touch of Tradition

手の中に、そっと収まる喜び。
あなたの手仕事が、夏の夜に寄り添う小さな宝石になりますように。
お気に入りの布の物語を、
巾着という形に閉じ込めて、
賑やかな夏祭りの喧騒の中へと、一歩踏み出してみましょう。

Zak-ka Sewing 2024