アトリエに「空白」を取り戻す。増え続ける型紙をスマートに管理する「デジタル保存」のすすめ

Digital Pattern Archive

バッグのパターン、服の型紙、ぬいぐるみのパーツ。
作家にとって財産である「型紙」は、気がつくとアトリエの引き出しや棚を占領してしまいます。
「あの時の型紙、どこだっけ?」と探す時間は、創作のエネルギーを削いでしまうもの。
今回は、スマホアプリやスキャナーを使って、型紙を「デジタルデータ」として保存・管理するメリットと、
必要な時にいつでも等倍で出力できる整理術を解説します。

型紙をデジタル化する3つのステップ

1. スマホの「スキャン機能」で真上から撮影

大きなスキャナーがなくても大丈夫。iPhoneの「メモ」アプリや、Adobe Scanなどの無料アプリを使えば、カメラで撮るだけで歪みを補正し、PDFとして保存できます。ポイントは「10cmの定規」を一緒に置いて撮影すること。後で印刷する際、サイズが狂っていないか確認する重要な目安になります。

2. クラウドストレージで「フォルダ分け」管理

スキャンしたデータは、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドに保存。「季節別」「アイテム別(バッグ、ポーチ等)」にフォルダ分けし、ファイル名には「202408_トートバッグ_Sサイズ」など日付と詳細を入れることで、検索性が飛躍的に向上します。

3. よく使う型紙は「厚紙」で一枚だけ現物化

デジタル化が完了したら、元の紙の型紙は処分してOK。ただし、現在進行形で毎日使うような型紙は、デジタルデータから一度プリントアウトし、厚紙に貼って耐久性を持たせた「マスター型紙」として一枚だけ用意しておきましょう。アトリエの棚が驚くほどスッキリします。

Organized for Eternity

物理的な空間が広がることは、
心の領域が広がるということ。
大切なアイディアをデータに託し、
身軽なアトリエで次なる傑作を生み出しましょう。

Efficiency for the Modern Artisan