宙(そら)に揺れる、秋の情景。ワイヤーアートで作る「ススキと月のモビール」

Airy Autumn Mobiles

窓を閉めていても、そこには風の通り道がある。
ゴールドのラインが空間を軽やかに切り裂き、静かに回転するモビール。
今回は、日本の秋を象徴する「ススキ」と、夜空に輝く「月」をワイヤーで表現しました。
重厚な和の飾りとは一線を画す、
現代のマンションライフにもしっくりと馴染む、
ミニマルで洗練されたお月見インテリアへの挑戦です。

光の線を描く、ワイヤークラフトの極意

1. ススキの「穂」を表現する細い線

ススキの穂先は、0.3mm程度の極細ワイヤーを10本ほど束ねて、一箇所で捻ることで表現します。毛先を自由に散らせば、まるで風になびいているような躍動感が生まれます。太さの違うワイヤーを組み合わせることで、作品に遠近感とリズムを与えることができます。

2. 自重を活かした「天秤(てんびん)」のバランス

モビールの命はバランス。吊るす糸の位置を少しずつずらして、一番安定する黄金比を探しましょう。月を重めに、ススキを軽やかに仕立てることで、月を中心にススキが寄り添うような回転が生まれます。ピンセットでワイヤーを曲げる際、指紋がつかないよう綿手袋をすると仕上がりが美しくなります。

3. 影まで楽しむ「ライティング」の妙

完成したモビールは、壁から少し離れた場所に吊るしましょう。夜、間接照明を当てると、白い壁にススキと月の巨大なシルエットが映し出されます。実物と影が交差しながら揺れる様子は、まるでプロジェクションマッピングのような幻想的な空間を演出してくれます。

Dance on the Night Wind

目に見えない風を、見える形に。
黄金色の線が描く静かな舞いが、
あなたの暮らしを、
透明感あふれる秋の詩へと変えてくれます。

Wire Art Autumn Mobile DIY