指先で描く、リネンと綿の詩。秋から始める「モダン・マクラメ・タペストリー」
Mindful Knotting Art
窓を閉めて過ごす時間が長くなる秋は、新しい「技」を身につけるのに最適な季節。
難しい道具は一切不要。一本の糸を「結ぶ」だけで形が生まれる「マクラメ編み」は、
そのシンプルさゆえに、一度始めると時間を忘れて没頭してしまう不思議な魅力があります。
今回は、初心者でも挫折せずに作れる、
リビングの壁に彩りを添える「ミニタペストリー」のレシピをご提案。
あなたの指先から生まれる規則正しいリズムが、秋の夜の静寂を豊かに彩ります。
「結び目」の美しさを引き出す、基礎と工夫
1. 素材選びで「モダンさ」を演出
マクラメといえば生成りのコットンロープが定番ですが、モダンなインテリアに合わせるなら「グレージュの麻糸」や「落ち着いたテラコッタカラーのコットンヤーン」を選んでみましょう。撚りの甘い(ふわっとした)糸を選ぶと、編み上がりが柔らかくなり、秋らしい温かみのある表情に仕上がります。
2. 「平結び」と「巻き結び」の組み合わせ
まずはすべての基本である「平結び(スクエアノット)」で、格子状の面を作ってみましょう。その下の段で、横に一本ラインが走るような「巻き結び(クローブヒッチ)」を入れるだけで、作品に力強いメリハリが生まれます。左右の力の入れ具合を一定に保つことが、綺麗な幾何学模様を作る唯一のポイントです。
3. 「流木」を土台にして、自然の風合いを
編み地のスタート地点(土台)には、丸い市販の棒ではなく、海や河原で拾った「流木」を使ってみてください。自然が削り出した不規則な形と、あなたが編んだ規則正しい結び目の対比が、既製品には出せないアーティスティックな雰囲気を醸成します。秋のインテリアに馴染む、唯一無二の作品になりますよ。
Harmony in Knots
結ぶほどに、心が整う。
あなたの手で積み重ねられた小さな結び目たちが、
日常の壁に、
静かで温かな「秋の詩」を刻んでくれます。
Modern Macrame Tapestry for Beginners
