空間を縦に使う!初心者でも簡単『マクラメ編みのプランツハンガー』DIY
公開日: 2026/06/22

「視線を上げれば、そこには緑の休息地がある」。
4月。新しい生活にも慣れ、お部屋のコーディネートをさらにブラッシュアップしたくなる時期です。 「観葉植物を置いて癒やされたい」と思っても、床や棚の上はすでに家具や小物でいっぱい……なんてことはありませんか? そんなときこそ、見落としがちな「空中」という広大なデッドスペースに目を向けてみましょう。
今回は、一本の紐を「結ぶ」だけで魔法のように美しい網を作り上げる**「マクラメ編みのプランツハンガー」**の作り方をご紹介します。 2024年のインテリア・トレンドは、**『タクタイル・ガーデン(触感のある庭)』**。 柔らかなコットンロープの質感と、力強く伸びる植物の生命力を組み合わせることで、お部屋の雰囲気を一瞬でボタニカルな癒やしの空間へと変身させます。 道具も針も不要。指先だけで完結する基本の「平結び」のコツから、鉢のサイズに合わせた網目の調整術まで、約2,000文字で徹底解説。 あなたの頭上に、自分だけの小さな森を創り出してみませんか。
1. 設計:重力に負けない、丈夫で美しい「3つの支点」
土と水を含んだ鉢は、見た目以上に重いもの。安全に吊るすための構造設計から始めます。
Hanger Specifications
- ● 素材:3.5mm〜4mm厚の「コットンロープ」:細すぎると手間に感じ、太すぎると結び目が大きくなりすぎます。この厚みが、強度の安心感とボヘミアンな存在感を両立させるベストバランスです。
- ● 「4本×3グループ」の支持構造:3方向から支えることで、鉢の重心を安定させます。2方向にすると鉢が傾きやすく、5方向以上にすると編むのが大変になります。まずは基本の3方向(12本のロープ)でマスターしましょう。
- ● 底を固める「ラッピング・ノット」:一番重さがかかる底部分は、ロープをぐるぐる巻きにして固める強力な結び方を。これが「外れない」「ほどけない」ためのハンドメイドのプロの技です。
2. 手順:これだけ覚えればOK!「平結び」の魔法
マクラメ編みは複雑そうに見えますが、基本は一つの結び方の繰り返しです。
① 「右・左」の交互リズム
4本のロープのうち、中央2本を軸にして、左右のロープを交互に交差させます。 「右が上、次は左が上……」というリズムを刻むことで、平らで美しい模様が現れます。
② 鉢の大きさに合わせる「網目シフト」
鉢を入れる部分は、隣り合うグループのロープ同士を結びます。 この結び目の高さを変えることで、小さな3号鉢から大きな5号鉢まで、包み込むようなフィット感を実現できます。
③ 仕上げの「フリンジ・カット」
底の結び目の下に残すロープの長さは、鉢と同じくらいの長さにするのが黄金比。 毛先を少しだけ解いて「フリンジ」にすることで、風にふわっと揺れる軽やかな質感が生まれます。
3. コツ:2024年流「賃貸でも楽しめる」空中設置術
穴を開けずに、緑を空へ飛ばすアイディア。
- ✔ カーテンレールの「端」を活用:カーテンを閉めたときに邪魔にならない両端のスペース。耐荷重を確認した上で、S字フックを使えば、即席の空中庭園が完成します。
- ✔ 流木を橋渡しにする:壁と壁の間に突っ張り棒を渡し、それを「流木」でおめかし。そこから何本もハンガーを吊るせば、お部屋全体の「重心」が上がり、空間が驚くほど広く感じられます。
4. 最後に:結び目は、あなたと自然を繋ぐ絆。
「一本の紐を、ひたすら結ぶ。その静かな繰り返しは、瞑想にも似た穏やかな時間を連れてきてくれます。 完成したハンガーに、新しい鉢をそっと乗せる瞬間。 植物が床から解き放たれ、光に向かって生き生きと伸びる姿に、あなた自身も不思議な開放感を感じるはずです。 多少、編み目がバラバラでも大丈夫。それが手仕事の『味』であり、植物という不規則な美しさに一番寄り添える形なのですから。 窓辺で、あるいはリビングの隅で、ふと見上げたときに揺れるお気に入りの緑。 その緑を支えているのは、他でもないあなたの温かな指先です。 今年の春。空間を埋めるのではなく、空間を『活かす』ハンドメイドを。 あなたの暮らしに、新緑の風を呼び込む素敵な空中庭園を作ってみませんか。」
まとめ:緑と、浮遊する。
コットンロープの優しい結び目が、
あなたの暮らしのデッドスペースを、
生命感あふれる「空中のサンクチュアリ」へと変えていく。
Macrame Plant Sanctuary DIY.
