禁断の書を開く。古洋書で作る「魔法の呪文本」風オブジェ

Alchemist's Library DIY

ゴシックでクラシカルな、ハロウィンの夜。
そこに置かれているだけで、部屋の空気が一変するような存在感。
今回は、読み終えた古本やブック型のボックスをリメイクし、
幾千の月日を経てきたかのような「呪文本」を作ります。
「古びる」ことをデザインするエイジング加工の楽しさを通じて、
あなたの棚を魔法使いの書斎へと進化させてみませんか。

「時間」をデザインする、リメイクの手順

1. 表紙に「重厚感」を与えるデコレーション

本の表紙に、100均の立体的なシール(エンボス等)や、レース、紐をボンドで貼り付けます。その上からジェッソ(地塗り材)や黒色のアクリル絵の具で塗り潰すと、装飾が一体化し、古い革装丁のような立体感が生まれます。中央に大きな瞳のイラストや宝石を模したパーツを置くと、より「魔法の書」らしくなります。

2. ページへの「コーヒー染め」加工

ページを開いた状態で飾る場合は、濃いめに淹れたコーヒーを筆や霧吹きで吹き付け、アンティーク調の色合いにします。完全に乾く前にページの端をわざと破いたり、火に当たらないよう注意しながらライターで少し焦がし色をつけたりすると、長年使い込まれたリアリティが劇的に向上します。

3. アクリル絵の具での「汚し(汚し塗装)」

最後に「バーントアンバー(こげ茶)」の絵の具を、水分をごく少なくしてスポンジに取り、角や装飾の凸部分を叩くように乗せていきます。汚れが溜まりそうな場所を想像しながら色を乗せるのがコツです。仕上げに金色の絵の具を指先で薄く擦り付けると、魔法のような神秘的な輝きが加わります。

Beyond Time

物語は、まだ終わらない。
あなたの手が刻んだ「傷」と「色彩」が、
かつて誰かが綴った言葉に、
新たな魔法の輝きを宿らせます。

Antique Spell Book Art