自分専用の御朱印帳を持って。春の神社巡りを楽しむ『手作り御朱印帳ケース』DIY
公開日: 2026/04/20

「旅の記憶を、美しい布で包む」。
4月。桜が舞い、新緑が目に眩しいこの季節は、心穏やかに神社や寺院を巡る「御朱印集め」に最適なシーズンです。 一歩境内に足を踏み入れれば、背筋が伸びるような静謐な空気感。 そんな特別な場所で手にする御朱印帳は、ただの帳面ではなく、あなた自身の歩みを記録した尊い宝物です。
だからこそ、バッグにそのまま放り込むのではなく、**「専用のケース」**に入れて大切に運びませんか? 2024年のハンドメイドトレンドは、伝統的な和柄を現代のライフスタイルに落とし込んだ**『和モダン』**。 大人の女性のバッグに忍ばせてお洒落な、それでいて機能的な御朱印帳ケースの作り方を約2,000文字でガイド。 旅の準備を整えるその時から、あなたの春の参拝、心の旅は始まっています。
1. 設計:出し入れの美作法「袱紗(ふくさ)風」封筒型
受付でサッと取り出し、再びスッと仕舞う。その一連の動作をスマートに見せるデザイン。
Case Structure Tips
- ● フラップ(蓋)付きの封筒型:御朱印帳を縦または横からスライドさせて入れる形状。厚みのある大判サイズの御朱印帳(18cm×12cm)にも対応できるよう、マチを1.5cmほど取ります。
- ● マグネットホック & ゴム留め:静かな場所で「バリバリ」と音が鳴るマジックテープは避け、無音で閉まる隠しマグネットや、飾りボタンにゴムを掛けるタイプが上品です。
- ● 特等席の「ペンホルダー」:御朱印をいただく際、書き置きの紙を貼るためのスティックのりや、自分の記録用のペンを一本身に付けておけるホルダーを内側に忍ばせます。
2. 素材:春の光に映える「和モダン・ファブリック」
「和」を主張しすぎない、今の気分にぴったりの生地選び。
① 綿麻(リネンコットン)の和プリント
テカテカしたポリエステル素材よりも、自然なシボ感のある綿麻素材が高級感を出してくれます。 2024年は「ミントグリーン×ゴールド」や「ラベンダー×シルバー」といった、淡い色調の和柄が人気です。
② 汚れを守る「撥水・防汚加工」の布
手汗や予期せぬ雨から守るため、仕上がる前に「防水スプレー」をかけるか、最初から撥水加工の施された帆布を下部に使うことで、長く清潔に使えます。
③ 裏地の「赤」で厄除けを
表地がモダンな柄でも、裏地を日本の伝統色である「朱色(しゅいろ)」や「茜色(あかねいろ)」に。 バッグから取り出すたびにチラリと見える赤色が、お守りとしての意味合いを強めてくれます。
3. コツ:お参りをもっとスムーズにする「小銭ポケット」
かゆい所に手が届く工夫。
- ✔ フラップ裏の「5円玉・50円玉入れ」:「ご縁」を願うためのお賽銭を、あらかじめ数枚セットしておける小さなポケット。お財布を出す手間が省け、焦らず丁寧にお参りできます。
- ✔ 「お守り」を吊るすDカン:神社からいただいた大切なお守りを一つだけ、外側に付けられるDカン。ケース自体がお守りのように機能するデザインです。
4. 最後に:歩く瞑想、春の調べ。
「御朱印帳ケースを縫う。それは、これから訪れる神聖な場所への期待を、針の進めるリズムに乗せることです。 出来上がったケースを手に取ったとき、あなたの心にはすでに、春の優しい風が吹き抜けているはず。 既製品にはない、あなたの手のひらに馴染む厚み、あなたの好きな色彩。 一歩一歩、境内の砂利を踏みしめる音とともに、そのケースはあなたと歩き、旅の記憶を共に吸収していきます。 数年後、ページがいっぱいになった御朱印帳をこのケースから取り出す時、あなたは今日のこの『作る喜び』さえも一緒に思い出すでしょう。 春の光が一番美しいこの時期に。 あなた自身の心を整える、最高に美しい和の道具を、その手で完成させてみませんか。」
まとめ:心、包む。
丁寧に選んだ布が、
あなたの春の巡礼を
より優雅で、忘れられない思い出に変える。
Goshuin Case Journal.
