大人の夏を彩る。ラフィア風の糸で編む『折りたためる麦わら帽子』制作ガイド
公開日: 2026/04/12

「美しさは、自由であること」。
夏の強い日差し。オシャレな麦わら帽子でお出かけしたいけれど、電車に乗ったときや室内に入ったとき、「脱いだ帽子の置き場」に困ったことはありませんか? 一般的なストローハットは、一度折れると形が戻らず、バッグに詰め込むのは厳禁です。
そこでおすすめしたいのが、**ラフィア風の糸(和紙糸やエコアンダリヤなど)で編む、柔らかい帽子**です。 これらの糸は復元力が高く、くるくると丸めてバッグに放り込んでも、被るときにさっと形を整えれば元通り。 今回は、かぎ針編みの基本である「細編み(こまあみ)」だけで、自分の頭にぴったりのサイズで仕上げる**「折りたためる大人のハット」**のコツを約2,000文字でガイド。 夏を軽やかに楽しむための、編み物レシピをお届けします。
1. 材料:ラフィア「風」だからできる、魔法の質感
本物のラフィアではなく、編みやすい専用糸を選ぶのが上達への近道です。
Selected Yarn Guide
- ● エコアンダリヤ等(木材パルプ由来):レーヨン100%の糸。非常に軽く、UVカット効果もあり、何より「編みやすい、形が変わりにくい」のが特徴です。
- ● 和紙糸(笹など):さらりとした肌触りで吸水性が抜群。蒸れやすい夏の頭頂部を快適に保ってくれます。
- ● かぎ針(5号〜7号):緩すぎず、きつすぎず。少しだけきつめに編むと、自立するしっかりとした形になります。
2. 作り方:黄金比の増し目で「美しい円」を描く
帽子の良し悪しは、トップ(クラウン)の平らな部分の美しさで決まります。
① トップ(円)の編み始め
わの作り目から始め、毎段6目ずつ増やしていくのが「基本の円」のルールです。 直径約16〜17cm(頭周り÷3.14)になるまで増し目を続け、そこからサイドへと移行します。
② サイドの「深さ」調整
増し目をやめて、ぐるぐると同じ目数で編み進めます。 耳の付け根くらいまで編むのが、大人の帽子を上品に見せる深さの目安です。
③ ブリム(つば)の広がり
再び増し目を開始します。 3段に1回程度の増し目なら「下向きに広がるバケット型」、毎段増し目なら「華やかな女優帽型」に。 ここで自分好みのスタイルへカスタマイズしましょう。
3. 仕上げの魔法:スチームアイロンで「高級感」を出す
素人っぽさを消すための、プロの最終工程。
- ✔ タオルを中に詰める:編み上がった帽子の中にバスタオルを丸めて詰め、理想の形に整えます。
- ✔ 浮かしアイロン:1〜2cm浮かせて、たっぷりのスチームを当てます。熱が冷めるまで放置することで、糸の目が整い、既製品のようなシャープな形が記憶されます。
4. 最後に:あなたの夏の影は、あなたの手の中に。
「自分が編んだ帽子を被って、街へ出る。 そのつばが作る日陰は、世界で一番優しくて心地よい空間です。 お店で選ぶ完璧な帽子もいいけれど、手の熱や時間の重なりが編み込まれた一着は、あなたの表情をより豊かに、自信に満ちたものに変えてくれます。 バッグの中で出番を待つ帽子は、あなたの夏を楽しむための秘密兵器。 一度編み方を覚えれば、毎年違う色やリボンで夏をプロデュースできるようになります。 さあ、編み針を手に。今年一番の『私のための青空』を編み始めましょう。」
まとめ:夏の必需品を手作り
バッグに忍ばせた、
あなただけの
洗練された日除け。
Raffia Style Hat.
