自由研究のテーマに。
「布の種類と強さの実験」をハンドメイドで。

Fabric Science

私たちの洋服やバッグに使われている「布」。
なぜ夏は綿や麻を着て、冬はウールを着るのでしょう?
なぜレインコートは雨を弾くのでしょう?
その秘密は、繊維の「性格」にあります。
ハンドメイドで使う「はぎれ」を使って、
素材ごとの特徴を解き明かす科学実験。
顕微鏡がなくてもできる、身近なサイエンスプロジェクトです。

実験1:水を吸うスピード競争

準備するもの

同じ大きさに切った布(綿、麻、ポリエステル、ウールなど)、コップ、水、スポイト。

実験方法

1. 平らな場所に布を並べる。
2. スポイトで同じ量の水を一滴ずつ垂らす。
3. 水が染み込むまでの秒数をストップウォッチで計測する。
予想: タオルに使われる綿は早くて、傘に使われるポリエステルは遅いかな?

実験2:燃え方調べ(※大人と一緒に!)

植物 vs 動物 vs 化学ピンセットで小さな布片を持ち、ライターの火に近づけて観察します(必ず水の入ったバケツを用意!)。
  • 綿・麻(植物繊維): 紙が燃えるようにパッと燃えて、灰になる。
  • ウール・シルク(動物繊維): 髪の毛が燃えるような嫌な臭いがして、チリチリと丸まる。
  • ポリエステル・ナイロン(化学繊維): 甘い臭いがして、溶けて黒いプラスチックの塊になる。
考察この違いを知っていれば、もしもの火事の時にどんな服を着ていれば安全か、なんてことも考えられますね。

素材を知って、賢く暮らす

実験した布片をレポートに貼り付けて提出しましょう。
「だから夏は麻のシャツが涼しいんだ!」
「冬のコートがウールなのは理由があるんだ!」
実験の結果が、毎日の洋服選びやハンドメイドの生地選びにつながります。
家庭科と理科、二つの教科が得意になる一石二鳥の研究です。

Textile Lab

一枚の布に隠された、
自然の知恵と化学の魔法。
顕微鏡で覗かなくても、
あなたの観察眼があれば真実は見える。
身近な「ふしぎ」を解き明かす冒険へ。

Summer Science Project 2024