暑い時期の出展。什器を「涼しげ」に
見せるためのディスプレイ術

The Cool Oasis Booth

「あ、ここ、なんだか涼しそう」。
お客様がそう感じた瞬間、立ち止まるための心理的な障壁はぐっと下がります。
ディスプレイは、単なる商品の陳列棚ではありません。
そこにあるだけで温度を1度下げてくれるような、空気感を制御する舞台装置です。
透明感、色使い、質感、そして音。
夏のイベントという過酷な環境を味方につけるための、
「涼感ディスプレイ」の方程式を紐解いていきましょう。

視覚的な温度を下げる:什器とカラーの戦略

● 透明素材(アクリル・ガラス)の多用重厚な木製什器よりも、アクリルスタンドやガラスのプレートを使いましょう。 光が透過することで空間に「ヌケ感」が生まれ、商品そのものの透明感(特にレジンやビーズ作品)が引き立ちます。
● ファブリックの「質感」と「色」の変更テーブルクロスは、厚手のキャンバス地から、薄手の「リネン」や「オーガンジー」へ。 色はホワイトはもちろん、ミントグリーン、ラベンダー、アイスブルーなど、 寒色系をベースにすることで、視覚的な体感温度を劇的に下げることができます。

プロの隠し技:五感で「涼」を感じさせる演出

1. 「揺れ」と「音」のアクセントブースの端に、小さくて上品なガラスの風鈴を吊るしたり、 風にそよぐモビールを配置します。 「チリン」という微かな音や、ゆらゆら揺れる影は、 暑さで疲れたお客様の脳に、直感的なリラックス効果を与えます。
2. 照明の「色温度」を調整する暖色系の黄色いライトは「温もり」を演出しますが、夏は暑苦しく見えることも。 少し青みがかった、または真っ白な「昼白色」や「昼光色」のクリップライトを使うことで、 ブース全体をキリっと冷たい空気感で包み込むことができます。
3. 「水」を連想させる小物の配置実際に水を入れる必要はありません。 透明なガラスボウルに、ブルーのビー玉やシェルフレークを敷き詰め、その上に商品を置く。 たったこれだけで、ディスプレイ全体が「水辺」のような涼しさを纏います。

お客様の「足を止める」のは、あなたの優しさ

ディスプレイを整えることは、お客様に「ゆっくり見ていってくださいね」と、
言葉を使わずに伝える最高のおもてなしです。
暑さの中で、あなたのブースに足を踏み入れた瞬間、
ふっと汗が引くような、心地よい視覚のプレゼント。
その「心地よさ」こそが、作品への信頼感と、購入への決断に繋がります。
什器一つ、布の色一枚から、今年の夏にふさわしい「涼しい景色」を描いてみましょう。
あなたのブースが、イベント会場の中で一番輝く「オアシス」になりますように。

Refreshing Visual Booth

透明感を、
空間に放つ。
ブースはひとつの、
ひんやりしたオアシス。

Booth Branding Strategy 2024