ずっと美しく、美味しそうに。粘土で仕立てる「お月見のフェイク団子」
Everlasting Traditional Sweets
お月見の行事で欠かせない「お団子」。
本物をお供えすると、翌日には固くなってしまったり、
数日飾っておくと乾燥やカビが気になったりしますよね。
今回は、そんなお悩みを解消する「粘土製のフェイク団子」をご提案します。
軽量粘土の「マットな白さ」を活かし、
本物と見紛うばかりのぷっくりとした質感を再現。
一度作れば、毎年お月見のシーズンにサッと出せる、
便利な季節の常備ディスプレイに仲間入りさせてみませんか?
「本物感」を出す、造形のポイント
1. 「軽量粘土」と「樹脂粘土」の黄金比
真っ白でマットな質感を出すには、軽量粘土単体でも良いですが、少しだけ「樹脂粘土」を混ぜるのがコツ。樹脂粘土特有のわずかな透明感が加わることで、本物の団子が持つ「水分を含んだような瑞々しさ」が生まれます。目安は軽量粘土7:樹脂粘土3の割合。よく練り合わせてから成形しましょう。
2. 「あえて形を崩す」自然な丸み
計量器で重さを合わせ、完璧な球体を目指したくなりますが、実は少しだけ歪んでいる方が本物らしく見えます。手のひらで丸めたあと、テーブルにポンと軽く置いて「底面」をわずかに平らにしましょう。これで、お供え台(三方)に乗せた時の安定感が生まれ、積み上げた時に「崩れそうで崩れない」リアルな表情になります。
3. 表面を保護する「マットバーニッシュ」
粘土は完成後にホコリが付きやすく、また指紋が目立つことも。完全に乾燥したら、ツヤ消しタイプの保護剤(マットバーニッシュ)を薄く塗りましょう。ツヤが出てしまうとプラスチックのおもちゃのように見えてしまうので、あくまで「マット」に徹することが、お供え物としての品位を保つ秘訣です。
Gifts for the Full Moon
変わらない姿に、変わらない感謝を。
あなたの手の中から生まれた真っ白なお団子が、
毎年巡り来るお月見の夜を、
誰よりも静かに、美しく彩り続けます。
Fake Sweets Craft: Tsukimi Dango
