食べた後も宝物に!直線縫いで作る『布製テトラポーチ』のお菓子ラッピング

公開日: 2026/03/23

三角形のおしゃれな布製テトラポーチ

「ラッピングを捨ててしまうのは、ちょっともったいない」「特別なギフトだから、形に残るものを届けたい」。

バレンタインでお菓子を贈る際、私たちが求めるのは「驚き」と「喜び」です。三角形のコロンとしたフォルムが可愛らしい『テトラポーチ』。一見複雑そうに見えますが、実はこれ、一枚の布を直線縫いし、綴じる方向を90度変えるだけで魔法のように立体化する、ハンドメイドの面白さが詰まった形なのです。

中には個包装のチョコレートやキャンディを。食べた後は、印鑑入れやイヤホンケース、持ち歩き用のサプリケースとして長く使ってもらえる。そんな「サステナブルで心地よい」ギフトの作り方を、約2,000文字のボリュームで伝授します。

1. 【基本】縫う方向を変えるだけ。テトラ型の幾何学マジック

テトラポーチの作り方は、驚くほどシンプルです。

製作の3ステップ

  1. 黄金比の長方形: 「縦:横 = 1:2」の比率で布を裁断します(例:12cm × 24cm)。これが最も美しい正四面体になります。
  2. 筒状に縫う: 中表にして半分に折り、脇を縫って筒状にします。
  3. 綴じ目の向きを「90度」ずらす: 筒の底は横向きに、口は縦向きに合わせて閉じます。ここが立体の秘密です。

2. 脱・ファスナー!初心者向けの「簡単開閉」アイデア

「ファスナー付けはハードルが高い」という方でも大丈夫。お菓子ラッピングなら、以下の方法がおすすめです。

マジックテープ(面ファスナー)

内側にアイロン接着タイプのマジックテープを貼るだけ。お子様でも開けやすく、中身が飛び出す心配もありません。

プラスナ(プラスチックスナップ)

打ち込み不要のはめ込み式スナップボタン。三角形の頂点にポチッと付けるだけで、洗練された「既製品感」が漂います。

3. ギフトを「プロ級」にする一手間:タブとチャーム

単なる三角形で終わらせないための、デコレーション術です。

  • 💡 Tip 1:サイドタブ: 綴じる際に、リボンを輪にした「タブ」を一緒に縫い込みましょう。ここにカラビナを付けたり、指をかけて開けやすくしたり、機能性が向上します。
  • 💡 Tip 2:英字タグの斜め付け: 第48記事で紹介したタグ。あえてポーチの傾斜に合わせて「斜め」に縫い付けると、モダンでこなれた印象になります。

4. 注意!「布の厚み」と「お菓子の形」の関係

「テトラ型は意外とデッドスペースが多い形です。『厚手のキルティング布』で作ると内容積が狭くなり、お菓子が入らなくなるトラブルがよくあります。お菓子を贈る目的であれば、薄手のオックスやブロードを選び、中には『個包装の丸いチョコ』など、角のないものを詰めるとフォルムが綺麗に保てます。」

まとめ:ラッピングも、大切な「プレゼント」の一部

「これ、自分で作ったの?」「えっ、ファスナーなしでこんなに可愛いの?」

そんな会話のきっかけを、この布製テトラポーチが運んできてくれます。

布を切り、直線で縫い、最後に綴じ目を変える瞬間のワクワクを。 そして、受け取った人の数年後の日常にも、あなたの作品が寄り添っている未来を。

サステナブルで温かい。そんなバレンタインを、あなたの一針から始めてみませんか?