背もたれ式?座布団式?防災頭巾カバーの種類と「失敗しない」作り方ガイド

公開日: 2026/02/28

椅子に設置された丈夫な防災頭巾カバー

入学準備リストに必ず入っている「防災頭巾カバー」。 命を守る防災頭巾を常に手の届く場所に保管しておくためのものですが、実は学校によって「椅子の背もたれに掛ける」か「椅子の座面に敷いて座布団にする」かの指定が真っ二つに分かれます。

「指定と違うタイプを作ってしまった!」という失敗は、入学準備でもかなり多いトラブルの一つ。本記事では、主要な2大タイプの構造的な違いから、6年間の酷使に耐え、かつ緊急時に迷わず頭巾を取り出せる「安全な作り方」のポイントを約2,000文字で伝授します。

1. 【比較】「背もたれ式」と「座布団式」の違い

● 背もたれ式

  • 🪑 設置:椅子の背もたれに被せる。
  • 💡 特徴:座面が広く使え、子供の正しい姿勢を保ちやすい。
  • ⚠️ 製作:背もたれが入るための「袋状」のパーツを裏に付ける必要があり、少し工程が多い。

● 座布団式

  • 🪑 設置:座面に置き、ゴムで椅子に固定。
  • 💡 特徴:冬場はお尻が温かく、椅子にゴムを掛けるだけなので設置が簡単。
  • ⚠️ 製作:座ることで中の頭巾が潰れやすいため、丈夫なキルティングと太いゴム選びが重要。

2. 緊急時に迷わない!「取り出し口」の設計

防災頭巾カバーは「収納」であると同時に、「いざという時に数秒で取り出せる」ことが最も重要です。

命を守るための3つの鉄則

  1. 1
    ファスナーは避ける: パニック時にファスナーが噛んだり、持ち手を探したりする時間は惜しいです。マジックテープ式、あるいは蓋なしの「重ね合わせ式」が推奨されます。
  2. 2
    取り出し口は「下」または「前」: 座布団式なら前方から、背もたれ式なら被せた下側から。腕を伸ばして最短距離で頭巾に手が届く位置を意識しましょう。
  3. 3
    お名前を大きく、分かりやすく: 避難訓練や緊急時、自分の頭巾をすぐに見つけられないと子供は不安になります。カバーの目立つ位置にはっきりと名前を付けましょう。

3. 6年間使うための「高耐久」補強ポイント

小学校生活の6年間、毎日お尻の下に敷かれたり、背中で擦られたりするカバーは、他のどの袋物よりもダメージを受けます。

キルティング生地の二重仕立て: 単なるオックス生地では半年で薄くなります。キルティングを使い、さらに擦れやすい四隅やゴムの付け根は「返し縫い」を5回以上行いましょう。

「平ゴム」は強力なものを: 座布団式に使うゴムは、伸びてしまうと椅子からズレて非常に不便です。25mm〜30mm幅の厚手で協力なゴムを選び、さらに「ゴム替え口」を作っておくと数年後のメンテナンスが楽になります。

4. 製作前の最終確認チェックリスト

生地をカットする前に、資料をもう一度読み返してください。

  • 椅子の背もたれの「幅」は、標準的なものか?(古い学校だと背もたれが広い場合があります)
  • 防災頭巾は「クッション型」か「座布団型」か?(厚みが違うと入りません)
  • キルティングの糸は、生地と同系色か?(目立つ色だと、擦れた時に糸切れが目立ちます)

まとめ:命を守るアイテムに、親の祈りを込めて

防災頭巾カバーは、普段はただの座布団やクッションかもしれません。 しかし、それは「もしも」の時に、お子様を一番近くで守ってくれる装備品でもあります。

丈夫に、優しく。 あなたが心を込めて作ったカバーに包まれた頭巾が、一度も緊急時に使われないことを願いつつ。

お子様の安全を見守る最強のカバーを、2月のうちに完成させてあげましょう!