失敗しない!卒業・入学式の『セレモニーバッグ』マナーと手作りで格上げするコツ
公開日: 2026/03/21

「サブバッグまで気が回らなかった!」「手作りしたいけど、普段使いのトートバッグに見えてしまわないか不安」。
卒園・卒業式、そして入学式。スーツや着物はバッチリ決まっていても、手に持っているバッグがキャンバス地のカジュアルなものだと、せっかくの装いが台無しになってしまいます。式典では、持ち帰る書類やお子様のスリッパなど「荷物」が意外と多いもの。そこで活躍するのが、ハンドメイドのセレモニーバッグです。
マナーをしっかり押さえつつ、既製品にはない洗練されたデザインを自分自身で。本記事では、ハレの日に相応しい素材選びと、プロ級の仕上がりを生む製作Tipsを、約2,000文字のボリュームで詳述します。
1. 【マナー編】式典バッグの黄金ルール
まずは、外してはいけない基本のマナーを確認しましょう。
- 素材: 革、または布(シャンタン、ベロア、ジャガードなど)が基本です。カジュアルなキャンバス地や、殺生を連想させるクロコダイル・毛皮の過度な使用は避けましょう。
- 色: 卒業式は「黒、紺、グレー」が一般的。入学式は「白、ベージュ、淡いピンク」など、少し明るい色味も好まれます。
- サイズ: メインバッグは小ぶりなものを。サブバッグはA4サイズがしっかり入り、かつ「自立」するタイプが、足元に置く際にもスマートです。
2. 手作りを「既製品」へと昇華させる3つの技術
「手作り感」が出てしまう最大の原因は、生地の『ヨレ』と『薄さ』です。
強力接着芯(ハード芯)の採用
表地には、帽子作りなどで使われる「ハード接着芯」を貼ってください。布を「板」のような質感にすることで、カブセ(蓋)のラインがピシッと決まり、重厚感が生まれます。
「底鋲(そこびょう)」の取り付け
バッグの底に4つの金属鋲を打つだけで、格が一気に上がります。床に置いた際の汚れ防止にもなり、「細部まで作り込まれた逸品」という印象を与えます。
3. おすすめ素材:高見え確実な「3大・生地」
- ✨ シャンタン:横方向に「節」がある独特の光沢生地。華やかでありながら控えめで、どんなフォーマルシーンにも馴染みます。
- ✨ フェイクレザー(合皮):最近の合皮は驚くほど本革に近い質感です。水拭きができるため、雨の日の式典でも安心して使える実用性が魅力。
- ✨ ジャガード:織りで模様を表現した生地。無地であっても表情が豊かで、バッグ単体での存在感が際立ちます。
4. 注意!「内ポケット」の仕切りがあなたを救う
「式典の最中、スマホやカメラ、ビデオカメラを取り出したい場面は突然やってきます。『音を立てずに取り出せる内ポケット』を、カメラのサイズに合わせてミリ単位で調整して作れるのが、ハンドメイド最大のメリットです。暗い体育館でも迷子にならないよう、裏地はあえて明るいシャンパンゴールドなどにすると視認性が高まります。」
まとめ:あなたの手に、歴史を祝う品格を
最高のバッグは、あなたを正しい姿勢へと導いてくれます。
お子様の門出を見届ける、あなたの凛とした立ち姿。
その脇に添えられた手作りのバッグは、誰よりも深く、誰よりも丁寧にお祝いの席を彩るはずです。
一針一針に心を込めて、一生の思い出に残る「最高の伴走者」をあなたの手で作り上げてみてください。
